うつのみや花火大会 2011 公式サイト

メッセージ

会長からのメッセージ

2011うつのみや花火大会 実行委員会 会長 森田英紀

拝啓 時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。また、この場をお借りして、3月11日の東北地方太平洋沖大地震で被災された方々、並びにご親族の方々へお見舞い申し上げます。

さて、今回の大震災を受け、関東地方では花火大会の中止が相次いで発表されております。被災者心情への配慮であったり、自治体主催の為の費用不足であったりとその理由は様々ではございますが、うつのみや花火大会は会長以下実行委員全員で話し合い、非常に難しい判断ではございましたが「追悼と復興の思いを込めた花火大会として開催しよう」という決定を致しました。

一説によりますと、隅田川花火大会は江戸八代将軍吉宗が享保の大飢饉後に犠牲者への弔いと悪病退散・景気浮揚を願い開催したことが始まりとされております。亡き方々を偲び、邪気を払い、華やかな夜を演出することで訪れた人々に笑顔と希望・夢を与えられるのが花火大会であり、「うつのみやは元気です」と皆様と一緒に宣言することが、被災された方々へのメッセージにもなるのではないかと考えます。

震災による直接的な被害もさることながら、風評などによる間接的被害により経済の停滞は避けられないことだと思います。勿論、例年通りの規模で花火を打ち上げられないかもしれません。

しかし、もしかしたら、被災地から避難されてきた方々が見に来てくれるかも知れません。花火大会が中止となった地域からわざわざ足を運んで下さる方がいるかも知れません。

うつのみや花火大会実行委員は全員ボランティアです。ほんの少しでも構いません。皆様の「元気」を分けて頂きたいのです。何卒、今年もご支援の程宜しくお願い申し上げます。

今だ余震が収まらず、また今後の経済動向にも注視が必要な状況ではありますが、皆様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

名誉会長からのメッセージ

うつのみや花火大会実行委員会名誉会長 宇都宮市長 佐藤栄一

うつのみや花火大会は、市民や地元企業に支えられ、今年で5年目を迎えます。毎年、独自の企画で多くの皆様に感動を与える実行委員の熱い志が、まち全体に活力をもたらすと信じます。
今年も多くの皆様に魅力を体感してもらうために、共に本大会を盛り上げて参ります。また、本大会が100年先まで継続されていくことを願っております。