2007年8月11日、宇都宮50万市民が待ちに待った「うつのみや花火大会」が遂に復活します。

経済的な問題や、様々な事情で「うつのみや花火大会」が中止になり今年で四年目。いつか、誰かがやってくれるだろう、、なんて期待をしていたのですが、待てど暮らせど、うつのみやの夜空に華は咲きません。

私たちの町、宇都宮に花火がないなんて寂しすぎる!!なんとか中止になった花火大会を私たち市民の手で復活できないものだろうか、、、。

そんな思いと勢いだけで、結成された「うつのみや花火大会実行委員会」。友人知人が集まり、「復活させよう!」と意気込んだものの、「さて、何をどうしたらいいのだろう?、、、」皆目見当もつきません。

花火をあげるには、「資金」「許可」が必要、そのくらいの事は理解していました。しかし、いざ、実行するとなると、どこで資金集めを?そして、どこに許可をもらえばいいのか?全くわからないままのスタートでした。

実行委員会のメンバーは、仕事の合間をぬって奔走しました。友人や知人の紹介、アドバイス等、様々な細い糸をたどってたどって、多くの方々と出会い、花火をあげるために必要な許可申請のやり方や、資金の集め方を学んでいきました。
そして、暖かい励ましのお言葉や、お叱りのお言葉等も、、、。寝苦しい夜の毎日、幾度となく花火大会の夢を見ました。成功する夢、失敗する夢、毎日毎日、花火の夢を見るのです。

「花火大会を開催するのって、こんなに大変な事だとは思わなかった」メンバー全員がそう痛感しました。なかなか進まない段取り、暗中模索の日々、、、。実行委員の会議に参加しなくなってしまうメンバーも出てきました。

そんな、ある日、宇都宮市長、佐藤栄一さんとの出会いがありました。なんの力も無い、一市民の話しを多忙な市長が聞いてくれるはずも無い、そう思いながらも、市長と話をすることができるチャンスに、こみ上げる熱い思いを全力でぶつけました。すると「市民が楽しみにしている事だから」と賛同いただき、多くのアドバイスもいただけました。そこから、一気にうつのみや花火大会復活が現実のものとなったのです。そして快く名誉会長を引き受けていただくこともできました。

委員会のメンバーも増え、活発になり、今では50人もの実行委員が日々、開催に向けて様々な活動に取り組んでいます。

今おもえば、勢いだけでなんの計画も無くスタートしてしまった実行委員会でしたので、至らない点も多く、開催日や場所の変更など、皆様にご迷惑をおかけしてしまったことは、心よりお詫び申し上げたいと思います。しかしながら、そんな実行委員会をあたたかく見守ってくれた多くの方々のおかげで、花火大会の開催が現実になった事に心からお礼申し上げるとともに、市民の皆さんが喜んでいただけるような花火大会になるよう、実行委員会のメンバー全員が全力で取り組む所存です!

開催に向け、まだまだ、やらねばならない事が山積みです。資金ももっと集めていかなければなりません。今年だけでなく、これから先、来年も再来年も宇都宮の夜空に大輪の華を咲かせる「うつのみや花火大会であって欲しいと思っています。

そのためには、宇都宮50万市民の皆様のご協力が必要です!「うつのみや花火大会」に対するご理解、ご協力をどうぞ、よろしくお願いします!

この場をお借りしてスポンサーの方々、協賛、後援団体の皆様、トヨタウッドユーホーム中津社長様、栃木SC新井社長様、清原地区の皆様、県や市の職員の方々、私たちの活動にご賛同いただいた全ての方々へ、心よりお礼申し上げます。